素直なんが一番かっこええ!

WESTV!のツアードキュメンタリーを観た。

 

以下、ネタバレ含みます。

まだWESTV!ドキュメンタリーを観ていない人はUターン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキュメンタリーには、ツアー最終日、円陣を組みながら泣く大毅の姿が収録されていた。

 

バックについてくれていたJr.たちと、裏で支えてくれたスタッフさんたちが拍手で迎えてくれて、その場に入ってその光景を目の当たりにした大毅は既に顔をしかめて泣きそうな表情をしていた。

 

メンバーも円陣に加わり、大毅が口にした第一声が「俺この瞬間めちゃくちゃ好きっす!!!!!」だった。

 

「イエー!!!!」って拳上げて、いつもの大毅。

 

でもその後、話を続けようとするんだけど「あ、ごめん、泣きそう」って両手で口を覆うの。

 

その瞬間、メンバー数人が驚き戸惑ったような顔で大毅に目を向けた。

 

隣にいる流星くんは、大毅の泣いている姿を最初は驚いた顔で見てるんだけど、徐々にとても優しい表情になって。肩をポンポン、って力強く叩くの。

 

「仕事場で泣いたことないんですけどね」と泣き笑った後も、流星くんは笑いながら肩に回した手をポンポンし続けていて。

 

「楽しかったんですよ、本当に」って、「ほんまに良いチームに恵まれたと思ってます、ありがとう」って泣いてる大毅に、肩をポンポンしながら「しげらしく、しげらしく」と言う流星くん。

 

その二人の姿がなんだかすごく嬉しくて、私もボロボロに泣いた。

 

 

私は、大毅が泣きながら「仕事場で泣いたことないんですけどね」と言ったときに、24魂の挨拶で涙した流星くんを思い出した。

 

あのとき、流星くんは綺麗な涙を流しながら「マジで俺泣いたことないんよ、仕事で」と言った。

 

メンバーから「珍しいな」と言われるとこまで一緒。

 

流星くんが泣いたときはあっくんが「それだけ良かったんよな?」と聞いていたけど、大毅は自分で「楽しかったんですよ、本当に」って。

 

あるときのしげりゅせラジオで、流星くんがステージ上で泣いたことが話題になったとき「ニヤニヤ止まらんかった!めちゃめちゃおもろかったもん!」と言った大毅。

 

その後の流星くん、何て言ったと思う?

 

「お前が泣いたときめっちゃ馬鹿にしてやろう(笑)」って。

 

そんなこと言ってさ、いざ大毅の涙見たら優しーい顔してずっと肩ポンポンしてくれるの。

「しげらしく、しげらしく」って。

 

お互いにお互いを「泣いてるところあんまり見たことない」と言っていたけれど、少クラであなたにお手紙書きましょうの企画をやったとき、大毅は流星くんに宛てた手紙の中で「デビューが決定したあの日、一緒に食べたご飯の味、今でも忘れません。なぜかちょっとしょっぱかったね。」と言った。

 

確かなことはわからないし、確かめようもないのだけど、同期としてJr.時代から切磋琢磨して一緒に過ごしてきた二人が、一度は絶たれた同じグループとしてのデビューを掴みとって、嬉しさとそれまでの想いから、二人でご飯を食べながら泣いたのかなぁ、なんて。同期だからこそ、お互いにしかわからない、見せない顔もあるんだろうなぁ、とか。完全に私の想像でしかないのだけれど。

 

大毅の一万字インタビューの「流星はグループを俯瞰的に見てる」「ぼーっとしていることも多いけど客観的に見れる」「よきタイミングを待つ人」という言葉や、「優れた美的感覚で自己プロデュースする流星の、いろんな面を見るのは俺も楽しみやったりする」という言葉がとても嬉しくて。

 

流星くんがメンバーの意見をまとめて中心となって創り上げたツアーの最終日に、「楽しかったんですよ、本当に」って言って泣くなんて、そんな嬉しいことなくて。

 

流星くんは「しげは二人になった途端熱そうやから」という理由で大毅とサシメシに行きづらいと話して。でも二人で溺れるナイフの試写会行ったりしちゃうの。

 

忘年会で「俺しげの芝居めっちゃ好きやねん!」と熱く語る流星くんと、メンバーに褒められることが「特別」と言って「俺なかなか褒められないから覚えておかないと」と言う大毅。

 

お互いがお互いを認め合ってて、でも同期だからどこか照れくさいんだろうなって感じる部分が沢山ある。

 

ツアー最終日、円陣組んで、感極まって泣いてしまった大毅の顔を隣で見つめる流星くんは、優しい表情を浮かべながらもどこか嬉しそうで。

 

このとき、他のメンバーはあまり大毅の顔見てないんだけど、流星くんは何回も横にいる大毅の顔を見るんだよね。

 

流星くんは大毅の泣き笑う横顔を見て何を感じたのかなぁ。

 

同期二人の、お互いの泣く姿を見たときの反応がそれぞれ違って、その違いもまた「しげりゅせらしいなぁ」と微笑ましく思って。

 

ずっとそんな関係性でいてね、と願った。

 

 

 

流星くんだけじゃなくて、メンバーのことも少しだけ。

 

円陣を組む前から泣きそうな表情の大毅を察したのか、大毅の背中を押して誘導したり、「メンバーより先に泣くなよ!」とJr.の子を茶化したり「なんだよ~!かいーよ!」なんて、場の空気を和ませてくれる望くん。

 

「湿っぽいじゃねぇかよ~!」って、笑顔で声をかけてくれる神ちゃん。

 

大毅が「あ、ごめん、泣きそう」って言ったときに同時に大毅の方を見たばど。

 

泣いた大毅を見て「珍しいな」って言う淳太くん。

 

言葉に詰まる大毅に「頑張れ頑張れ!」と声をかけるあっくん。

 

唯一ほぼ何も声を発さずに大毅の紡ぐ言葉に耳を傾けて頼もしく構えていてくれる濵ちゃん。

 

この7人が大好きだなって、この7人にずっとついて行きたいなって思った瞬間だった。

 

大毅が作詞作曲した『間違っちゃいない』は7人の話し合いで大毅一人だけ意見が分かれて、すごく否定されてしまったような気持ちになってしまって、そのときにメンバーが「しげの言ってることわかるよ、大丈夫。しげのままでいいんだよ。」と言ってくれて「間違ってなかったんや」と思えたことがきっかけでできた、と。

 

最高の仲間だね。

 

ジャニーズWEST、最高だね。

 

WESTV!、見ていた私たちは「やばいめっちゃ楽しい↑↑」って感じだったけど、ステージに立って歌って踊ってファンサしてたメンバーも私達と同じような気持ちだったんだろうなと、ツアードキュメンタリーを見て感じたよ。

 

 

メンバーが、大毅が泣くのを「珍しい」と言うくらいなのに、ラジオや雑誌で誰もそのことを話題にしなかった。笑って「あのとき泣いてたやんなぁ!」とか話しそうなのに。誰もしなかった。

 

ツアーDVDが発売されるまでファンが知り得ることはなかった。

 

もっと言ってしまえば、WESTV!にドキュメンタリーが収録されなければ、私達ファンは一生この事実を知ることはなかった。

 

そんなところにも、グッと来てしまったんです。

 

 

 

私は大毅と流星くん、しげりゅせの、二人の関係性が大好きでどうしてもそのことばかり書いてしまったけど、大毅の涙を見たメンバーの反応や表情から、この7人の関係性が垣間見えた気がして、ジャニーズWESTが愛おしくて堪らなくなった。

 

 

そして、ジャニーズWESTが温かくて優しくてかっこよくて最高なグループだって再確認させてくれた。

 

 

 

 

泣くときは泣くねん。

 

 

 

素直なんが一番かっこええ!